桜井古墳三昧、後編!
なんだか、よそのお宅の裏を失礼しているようですが、艸墓古墳への道でございます。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、小さな案内板はあります。
開口部はこんな感じ。
艸墓内部。
みんなで石棺を取り囲んでいます。
少しかがんで内部に入ると迫力ある刳抜式家形石棺がどーんと安置されています。両側は狭く1人通るのが精一杯ですが、奥は少し幅がありここに座ってかどうかわかりませんが、穴を開けて盗掘したんですね。
住宅地がすぐそこ
コロコロ山古墳
なんともかわいらしい名前の古墳です。
土地区画整理事業の関連でこの場所に移築保存されています。
写真右手はメスリ山古墳の墳丘の裾。
3段築成の墳丘がわかるはず?
なかなかの上りです。
途中何度も滑る人続出。雨は止んだもののやはり山道は注意が必要です。
8個の天井石で蓋されている竪穴石槨の埋葬施設を見学。
この周囲にあの巨大な円筒埴輪も並んでいた⁉︎
先生にいろんな質問が集中。
どちらが北ですか?
このあたりには副室が埋まっています。
そちらは埋葬の形跡がなく、鉄製弓矢や鉄槍(212本以上!)などの副葬品が入れられていました。
♪さあ、次はどこかな?
談山神社の鳥居
説明板にある町石のひとつ。談山神社まで道標として建てられていました。今でもいくつか残っているとのことです。
兜塚古墳
こちらも雨の後は慎重に。
素朴な家形石棺。
阿蘇凝灰岩で作られています。
かわいいな。ピンク石。
わたしもこれがいいですね。
さあ、残るはあと3つ!
秋殿南古墳
こちらはまだまだ開口部は余裕があります。
先住民の方々がいらっしゃいます。(コウモリ、カマドウマ)
いったん道路に戻り、東へ。
こうぜ1号墳。東石室。
かなり狭い開口部。勇気を出して入ります。メンバーが持参してくれたブルーシートが大活躍!
西石室も入りましたが、写真がない!撮りそびれました!
と思ったらありました。一枚だけ!
西はいっそう狭いです。周りは見ません。頭上にはコウモリさんが小集団でぶら下がっていました。
コウモリを怖がりすぎ。
両石室とも中で先生の解説をききましたが、コウモリが気になって…
今回は安倍一族に関わる遺跡を中心に巡りました。
みなさん、狭い開口部をものともせず、どんどん石室の中へ。
雨も気づくと止んでいて、古墳満喫の1日となりました。
おつかれさまでした!