【番外編】龍王山【後編】


さて後編スタートです。下りは気もはやる、古墳探し。

以前龍王山を訪れたときは、強い雨のあとで足元に気を取られ古墳は見つけることができませんでした。

でも今回は頼りになる先達もいます。

 

あ、あれは?

にっこり。

初めのうちはおっかなびっくり。

これはどこから入れるのかな?

 

天井から中を覗いている感じ。こちらから降りられそう。

こんなにあるのに、どうして前回みつけられなかったのかな?

これもにっこり。

中は真っ暗。

しかし、開口部が小さくてなかなか入れません。中を確認するのも難しい。懐中電灯は必需品。

これも?

あっちにも?

ここにも?

先日の桜井でのコウモリ以来、中に入るのを躊躇。



普段なら絶対足を踏み入れたくない草むらをどんどん入っていきます。登山道のすぐそばに見つかるのもあれば、両脇の山道に見えているのもあります。

 

あちらにも!この向こうにも!

苔むした石が長い年月を感じさせます。ちょっと失礼いたします。

帰れるのか、わたしたち。まだまだありそう!

 

まだまだある…

さてそろそろ帰りましょうと思うのだけれど、あれっ!登山道を外れてまたまた草や落ち葉の道なき道を果敢にも進むと…

そっと佇む開口部。

 

 

こちらはいくらなんでも入るのはむりですね。

登山道の両側にあったりして、もうたいへんです。この向こうにもあるのでは?

600や1000基もあるといわれています。

こんな場所に造るのも苦労したことでしょう。材料の石は近くにあったのかしら。

なんの目印かなぁ?

ここまで来ると、もうふもとです。

ようやく古墳街道に別れを告げて。

山の辺の道に出ました。向こうに二上山が見えました。

 

行燈山古墳が出迎えてくれました。出発時の雨が嘘のようです。

 

f:id:narakofu:20220731135648j:image心踊る楽しい1日となりました。

また登りたいです。

おつかれさま。