【活動日誌】初瀬街道を行く!

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f:id:narakofu:20240119150746j:image新年あけましておめでとうございます。

今年は大和朝倉駅からスタート!

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f:id:narakofu:20240119150726j:image途中(竿というらしい)が抜けている常夜燈。

なんとなくユーモラス。

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f:id:narakofu:20240119150659j:image三叉路になった道。

私たちはさてどちらへ?

f:id:narakofu:20240119150651j:image2つに折れている、慈恩寺の道標。

「ひだり よしのかうや道/右ハミわ奈らミち」とあります。

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f:id:narakofu:20240119150631j:imageカルガモのヒナたちは今日も熱心です。

f:id:narakofu:20240119150617j:image玉列神社(たまつらじんじゃ)

境内には椿の木が多く、いわれなどもあるようです。

花々をよく知るメンバーから、金魚椿なるものを教えてもらいました。

とてもかわいい葉ですが、咲く花はさて。

東隣には玉列神社の神宮寺だったといわれる「阿弥陀堂」があります。

f:id:narakofu:20240119150609j:image樹齢400年といわれるけやきの巨木。

f:id:narakofu:20240119150558j:imageこれが金魚椿。葉の先が金魚の尾のようになっています。

f:id:narakofu:20240119150544j:imageこのあたりがいわゆる脇本遺跡です。

f:id:narakofu:20240119150530j:imageこのフェンスの向こうから壕状遺構が出土した?

ともかくわたしたちが今立って、先生の説明をきいているところこそが、『古事記』や『日本書紀』に語られる泊瀬朝倉宮かも?

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f:id:narakofu:20240119150511j:image各々、頭の中に当時の姿を思い浮かべているのか?

f:id:narakofu:20240119150456j:image春日神社。

しめ縄がユニーク。

矢のようなものが3本立てられその下にてるてる坊主を思わせるものが付けられています。意味ありげ。

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f:id:narakofu:20240119150431j:image朝倉小学校と春日神社の間を行く道。

この道もまたどこかにつながっていて、昔の人々が歩いたことでしょう。

f:id:narakofu:20240120122614j:image白山神社

 

f:id:narakofu:20240119150421j:imageまた165号線を歩きます。

この道はかつて軽便鉄道長谷線が通っていて、その遺構と思わせるレンガのなにかが。

f:id:narakofu:20240119150409j:image流れ地蔵が安置されているお堂。

どこからどうして流れてきたの?

文化8年の大洪水で、なんと長谷寺の前から流れてきたとのこと。

腰から下は土に埋もれています。

f:id:narakofu:20240119150400j:image十二柱神社。

神世七代の神、地神五代の神を祭神としているそうです。

f:id:narakofu:20240119150350j:image野見宿禰にゆかりある神社。

石燈籠の屋根?の部分が珍しい切妻?

狛犬の台座を筋肉隆々とした力士が踏ん張っています。

f:id:narakofu:20240119150341j:imageなんともかわいらしいおすもうさん。

f:id:narakofu:20240119150327j:image初瀬観光センターでいったん解散。

バスで桜井へ戻るメンバーを見送り、長谷寺方面へ。

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f:id:narakofu:20240119150308j:image伊勢辻の道標。

ここを右に曲がると下化粧坂

長谷寺に参拝するのに汗を拭いたり、汚れを落としたりしたそうな。今日はそちらにはまいりません。

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f:id:narakofu:20240119150249j:image初瀬川を渡り、與喜天満神社へ。

f:id:narakofu:20240119150242j:image向こうに長谷寺が見えます。

なんども訪れたお寺ですが、この方向から見るのは初めて。

f:id:narakofu:20240119150232j:image與喜天満神社まではけっこう階段を上ります。途中の案内板を見ながら、先生の説明。

f:id:narakofu:20240119150219j:image化粧坂の案内板。

化粧坂へは與喜天満宮へ上る階段を右に進みます。伊勢からの道でやはりこのあたりで身だしなみを整えたようです。

f:id:narakofu:20240119150209j:imageこの道標は下に置かれていたのをここに移動されました。

なので、行き先が違っているらしい。

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f:id:narakofu:20240119150145j:imageみんなが立っているこの広場みたいなところはかつて長谷寺のトップお坊さんが引退してから暮らした建物があったとか。とても景色の良いところです。さてもう少しがんばります。

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f:id:narakofu:20240119150102j:image與喜天満神社到着。

後ろの森は與喜山暖帯林として国指定天然記念物です。

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f:id:narakofu:20240119150032j:imageくだりは神社から右の方に降りていきます。上りの階段よりすこし楽でしょうか。

途中にあった玉鬘神社。『源氏物語』の「玉鬘」はこの地が舞台とか。もう一度しっかり読みます。「あさきゆめみし」で。

平日なのに参拝者も多く、人気のスポットでありました。

初瀬街道。伊勢本街道。

昔の人が通った道。そしてずっと昔天皇の宮があったとされる土地。

何百年も時代を超えてなにかと重要な役割を果たしてきたところ。

長谷寺もさることながら、それを囲むいろいろなポイントを押さえにまた足を運ぶつもりです。