【活動日誌】宇陀松山城、いざ登城

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さて12月の講座は、宇陀松山城そして阿騎野と中之庄遺跡です。

風もなくおだやかな一日となりました12月4日、近鉄榛原駅南口集合、バスで終点大宇陀まで向かいました。

 

まず千軒舎(せんげんしゃ)と呼ばれる、伝統的な町家に向かいます。

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こちらは元は薬屋、のちに歯科医院となった建物で、まちづくりセンターとなっています。いろんなパンフレットやトイレも備えられています。

 

千軒舎の裏手から宇陀松山城に登ります。

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しばらくは道幅も広く登り坂ながら、歩きやすい道が続きますが、やがて急坂な山道となり暑くなって、衣服を脱ぐこととなりました。

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石垣の名残(?)のようなものが見えてくると、城跡に到着です。

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あんなに暑かったのに、またまた肌寒くなってきて、先程脱いだ服を着る始末。

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しかし、素晴らしい眺めです。

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現在は広場のようになっていますが、この場所には立派なお城が建っていたのですね。

一段高くなっているところは天守ということです。

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正直なところ、けっこうな高さでまだこの上に建物があったとすると、ちょっと怖いなという感じです。

 

また南の方角に目を向けると、遠くに大峰山ものぞめます。

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写ってるんでしょうか?もっとずっと向こうでしょうか?

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落葉で覆われた道を滑らないよう気をつけながら、もと来た道を今度は下ります。

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宇陀の町並みを少し歩き、歴史資料館に入ります。

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こちらには宇陀松山城から出土した鬼瓦などが展示されているほか、お城やこの地域の歴史がよくわかるパネルなどもあります。なにより小堀遠州が語り手となってお城について説明してくれるビデオが秀逸です。

 

このあと、道路を渡り阿騎野の遺跡に向かいました。

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左手の向こうにドームのような建物が見えますが、少し坂道をのぼり、右手体育館かな?その建物の奥に阿騎野・人麻呂公園があります。

おや、誰かが馬に乗っている!

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「東の野に炎の立つ見えて

  かへり見すれば月傾きぬ」

この歌を詠んだ柿本人麻呂ですね。

そのほかこの公園には、掘立柱建物や竪穴住居などが復元されています。

日本書紀に「菟田吾城」として記された阿騎野の中心施設と考えられているようです。

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今回は時間の関係もあり、宇陀松山城と阿騎野、中之庄をまわりました。

 

宇陀は歴史ある地域で、まだまだ見どころは数多くあります。それはまたの機会にぜひ訪れたいと思います。

道の駅まで戻ったメンバー(特に女性陣)はさっそくエコバッグを広げ、目を輝かせて店内に消えていきました。

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ご存知の方も多いかと思いますが、こちらのブルーベリーソフトクリームは絶品です。

ちょっと肌寒かったけど、ここはやはりいただいて帰りました。

もちろんおいしかったです。

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