すばらしい晴天に恵まれた5月例会。
JR高田駅ホームでみんな合流となり、掖上へ向かいました。
今回は昨年悪天候により未踏となっていた、葛城南東部、巨勢谷北部の遺跡を巡ります。
東部、北部といっても、歩いていると東西南北よくわかりません。
掖上駅前には昨年秋に設置されたという、きれいなトイレがあります。気持ち良く使わせていただきました。
まず掖上鑵子塚古墳に向かいます。
人家が途切れて田畑にはさまれた道を行くと、左手にこんもりとした木立が見えます。
掖上鑵子塚古墳、後円部。
道に沿って進むとくびれ部分から前方部が見えてきました。
全体を少しひいて見ると、まわりの木立と一体化しているよう。
前方部と並んでいる道を進むと、鑵子塚南古墳が姿をあらわしました。
なんだかかわいいな。
時代を感じる街並みを進みながら、
「三光丸クスリ資料館」に向かいます。
ここは、先人たちの残した薬草や「配置薬」のさまざまな知識や知恵を知り、薬の歴史について学べるミュージアムとなっています。
予約はしていなかったのですが、親切に対応していただきました。
ビデオを見たり、実際に薬草などに触れたり。
帰りには、おみやげやかわいいお守りまでいただきました。
国見山を右手に眺めながら、しばらく歩きます。
ちょっとあぜ道を失礼して、山の中へ。
うっそうとした木立のなかを登ると、神社がありました。
その向こう側を少し下ります。
くるっと回ると、市尾宮塚古墳の石室を見ることができます。
近づくと、あかりがついて中がよく見えます。
中ばかり見てしまい、自分の立っている辺りはどうなっていたのか。
墳丘に上がりました。これは前方後円墳ということですが、木が立ち並んでいたり、足元に気をとられたりで、全体見られたのかどうなのか。
反省しきりです。
山裾を歩いて、次は市尾墓山古墳へ。
向かう道からもうよく見えています。
墳丘に登ることができます。
きれいに整えられて、公園のよう。
爽やかな風が吹いて気持ちよかったです。
市尾駅で解散。
服部先生はもう少し歩かれるということで、飛鳥の方へ向かわれました。背後の道は紀路。
ご一緒したかったですが、やはりやめて正解だったかも。好天で思った以上に疲労してました。
過信は禁物。体力作りに励みます。