3月の例会は午後から雨が強くなるとの予報を受けて、飛鳥資料館に行き先変更になりました。
いつもより30分早い11時30分です。
36分発のバスに乗り込み、15分くらい。
ただいま「飛鳥の考古学 2020」が開催中ですね。
飛鳥資料館。
こちらは桜井市です。
建物の周りに広がる庭に飛鳥の石造物のレプリカが配置されています。
みんな見入っていました。なかなか中に入らないですよ。
まず特別展 地下にまいります。
まぎれもない、多くのひとが知ってる奈良 飛鳥地方で出土した遺物たち。
ほんの小さなかけらから、どっしりした重いかわら、そして土管まで、そこにありました。
それぞれにはもちろん歴史があります。
学校で習った、名前を聞いたことがある人たちもそれらを見つめ、手に取り日々暮らしていたのだな。
さまざまな角度から推察したり、答えを出したりする私たちですが、千年以上も昔に飛鳥に暮らした人々がいま目の前にあるこれらと共に生きていたのは確かです。
続いて第1展示室
ここでは飛鳥の宮殿の歴史や律令国家への歩みがよくわかります。
また、ご存知キトラ古墳や高松塚古墳などの魅力が体感できます。
飛鳥では短いあいだに複数の宮が築かれました。なんだか忙しいな。
はっきりと特定するのはなかなか難しいようですが、存在していたのは間違いないですよね。
降ってるのか?はたして傘は必要?くらいの小雨の中、少し歩いて飛鳥寺に向かいます。
飛鳥大仏の前で、説明を聞きました。
クールなお顔。
でも包容力を感じます。
近くの飛鳥水落遺跡。
となりの直売所に立ち寄ります。
メンバーそれぞれ気になるものがあるようですね。名産のイチゴもたくさん売られています。
わたしも例の「あすか巻」。
すでに売り切れ。残念。
バスの時間が30分ほど待つとのことでしたが、みんな元気です。橿原神宮前駅まで歩きで戻りました。
急きょ予定が変わりましたが、やはり今日も充実した時間をすごしました。
五條はまたいつか連れて行ってくださいね、服部先生。