今回は河合町の遺跡を巡ります。
河合町。
奈良の南西部に位置するこの地域は
さて、かつてはどのような場所だったのか?
そしてわたしたちはどんな宝物に出会えたのでしょう⁉️
河合町に行くにはJRだと王寺方面から近鉄では田原本で西田原本線に乗り換え共に池部駅で下車します。
まず駅からほど近い河合町文化財展示室に向かいました。
生涯学習課の方からご挨拶いただいたあと、三階に移動。いよいよ展示室です。
お二人のボランティアガイドの方から解説を受けました。
河合町のあたりから出土した様々な遺物が、目の前に所狭しと並んでいます。
いずれも興味深い貴重なものばかりですが、間近に見ることができます。
続いて長林寺跡を訪ねました。
金堂跡や三重塔の心礎などが残っている。で、どんなお寺だったの?今は神社になっていますが、はたして。
河合町に点在する古墳に向かいます。まず中良塚古墳。
前方部の端がきれいに残っているのですが、写真ではよくわからないですね。
周辺の小古墳をまわったあと、いよいよ大塚山古墳です。大きな古墳ですが、登ることができます。
うっそうとした竹やぶの中を歩いて行きます。茂った竹のおかげか、その形を残しています。
日本書紀にも書かれている廣瀬神社です。
五穀豊穣を祈願する砂かけ祭りが有名ですね。地元の方か、お参りされてる姿がありました。少し歩いて御幸瀬ノ渡跡。
かつて大和川の水運が盛んな頃この付近に渡しがあり川合浜とも呼ばれて栄えていました。また、御幸瀬の名は古く飛鳥時代、奈良時代にさかのぼります。
遠くに矢田丘陵、そして手前には法隆寺を臨みます。
このあと、JR法隆寺駅まで歩いて解散となりました。寒い中よく歩きました。
遠い昔からいくつかの川に囲まれた河合町。多くの人々が行き交った懐かしい景色や古墳群など見所満載です。ぜひゆっくり訪ねてみてください。