【閑話】「火の路」再読

松本清張の「火の路」再読中です。

初めて読んだのは、「考古学サークルなら」の前身婦人会館が開いていた「やさしい大和の考古学」に参加して間もなくの頃で当時講師をつとめていらした中井先生からお聞きして図書館で借りたのでした。登場する地名もほとんどなじみがなく話の筋も今ひとつ覚えてないほどです。

でも今回は違います。

中井先生や現在講師をお願いしている服部先生の説明を聞きながら歩いたあちこちが出てきます。通子の論文などは読んでいると睡魔が襲ってきそうになりますが、明日香村や山の辺の道など今すぐにでもその場所に立って、書いてあるように見てみたいとの衝動にかられます。

さて、下巻はどうなるのか、やはりさっぱり前回の記憶はありませんが、最後まで読めるかどうか。

しかしながら、世の中が落ち着いたらきっとまわってみたいと思っています。イランは無理ですが(笑)

ところで、先日宇陀の龍王ヶ淵を訪れました。近くの、昨年11月講座で行った都介野の遺跡を再訪したいと思いましたが、龍王ヶ淵で思いの外長居してしまい、帰路に着いた次第です。f:id:narakofu:20200515141611j:image