G.Wを避けるため、1週間延ばしての5月例会。広い範囲での雨の予報に早めに予定変更の連絡を済ませ、奈良国立博物館の「大安寺のすべて」を見学しました。博物館見学のため写真は少なめです。
大安寺…
個人的には行ったことありません。
行かなくては。
さて「大安寺のすべて」
大安寺のはじまり、そして移り変わり。
かつては広大な寺域を持ち、多くの僧が居住して、この時代の仏教発展に大きな役割を果たしていました。その後様々な事情で徐々にその勢力は小さくなっていきます。
見どころはたくさんありますが、
「伝不空羂索観音立像」
仏像らしくないというか、人のようで素朴な感じを受けました。木造だから?
そしてやはりなんといっても
「金銅透彫舎利容器」
まあ、どこを見ても繊細ですばらしい。(語彙力)とにかく実物をごらんください。
そのほか、
頭枕
多数出土していて、復元すると約50個(多いの?)
施釉垂木先瓦
どんな技術でくっついていたの?
細い細い金の糸
細さより、この糸どこに納められていたのかな。よく見つかりました。
ふっくらして、身近に置きたいかわいらしさ。
このほかにも、心ひかれる品々があります。
雨の予報のせいか、見学者もそんなに多くなく、ゆっくり見ることができました。
そのあとカフェでお茶しながら、今後の計画を相談。夏の予定について満場一致で決定しました。
今日行く予定だった竹内街道の追加資料、桜井在住のメンバーからの「なら芸術文化村」のパンフレットをいただき、解散となりました。