2019年8月2日 唐古・鍵遺跡

8月2日、非常に暑い日でありましたが、唐古・鍵ミュージアム見学に行って参りました。

近鉄田原本駅12:00集合。

駅前にある観光ステーション磯城の里でしばし涼を給わり、慎重を期しての数名のタクシー組と徒歩組に分かれて約1.5kmはなれた唐古・鍵ミュージアムを目指しました。

途中、田原本町役場で一瞬!休憩。ひといき入れて再びミュージアムへ向かいました。

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ボランティアガイドをお願いしていたこともあり、先生、長いコンパスを活かして先をいそいでいただきました。

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ミュージアムでは2組に分かれてガイドの方の説明を受けました。

詳しくていねいなお話で、唐古・鍵遺跡について様々な角度から知ることができました。

楼閣が描かれた土器や鶏頭形土器、ちょうどアニメの映画に出てくるコダマによく似た土製の人形のようなものなど、素朴ながら当時の人々が身近に感じられるものでした。

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私は特に褐鉄鉱容器に入れられたヒスイ勾玉に惹かれました。人々が畏れ大切にしていたもの、そういったものに触れることによって弥生の人々に思いをはせることが少しでもできる気がします。

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ミュージアムを後にして唐古・鍵遺跡史跡公園に寄り、遺構展示情報館を見学。涼しい屋内に別れを告げ、石見の駅まで歩きました。

途中、今里の浜(今里問屋場)に立ち寄り、杵築神社の蛇巻きも見学しました。

今里の浜は現在では当時をうかがい知ることはできませんが、奈良盆地最大の川港として、さぞにぎやかに人々が働いて暮らしていたことでしょう。

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