【活動日誌】平群谷、竜田川東側の遺跡①

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この冬一番の寒波襲来?の予報の下、今年初めの講座。

 

近鉄生駒線東山駅に集合です。

天候のあまりの情報(非常に寒い)に少々おののきながら、現地へ。

 

しかし心配無用、メンバーはみんな風の子でした!

新年のあいさつや先生からの説明を聞いたあと、元気よく出発。

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早速最初のポイントへ向かいます。

毎回集合時の写真をうっかりしています。

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竜田川にかかる橋の中央でこのあたりの意味(何でしたっけ、ちょっと忘れてしまいました。寒くて…)などをお聞きしながら、まずまぐわ淵へ降ります。

 

なんと言えばよいのでしょう。

力強い勢いで淵に水が流れ込んでいます。

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そして直角に川をくだっていきます。

たしかにカッパ?龍?がお住まいと言われても納得しそうな景色です。

 

続いて金勝寺

ご本尊は拝見できませんでしたが、本堂西側の磨崖仏はじっくりと見ることができます。

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鎌倉時代後期から江戸時代前期にかけての造物ということで、大小さまざまな仏さまが彫られています。素朴なあたたかみを感じます。

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上の方にある六体の如来坐像は可愛らしいです。

 

竜田川にかけられたしめ縄。

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毎年お正月に掛け替えられるそうで、まだ真新しいです。

どのようにしてかけたのかしら。

まさか縄の端を持って、川を渡ったの?

 

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このあと少し離れた椣原惣墓(しではらそうばか)を訪れました。

こちらにも十三重層塔をはじめ、多数の貴重な石造文化財が伝わっています。

お墓の入り口に安置されている六体地蔵もかなり大きく立派なほとけさまです。

 

このお墓をあとに少し行ったところで、珍しくアクシデント。

あれ?前を歩いていた先生と何人かの姿が見えません。

 

不思議⁉︎つい先ほどまですぐ前を歩いてられたのに。

資料の地図を見ながら、三叉路のうち、直進の下り坂を選択。

坂を降りていくと気づいた先生が迎えに来てくださいました。

ほっと一安心。

 

吉備内親王墓 長屋王

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150メートルほど離れています。

西側に夫人の吉備内親王のお墓。

宮内庁により明治34年に治定されています。

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長屋王のお墓の下にはもう一つ築造された古墳があるとのことです。

長屋王墓のそばには小さな公園も整備され、トイレもあります。

平群谷歩きの一休みポイントですね。