前日の雨が嘘のように、とまではいきませんが、ほどよいお天気で10月例会始まりました。
木津駅に12時集合。この日はなんと❗️奈良新聞の記者さんが同行。取材です。
先生の説明を聞いた後、最初の目的地である上津遺跡へ。今は住宅地の一角に記念碑と説明板があるのみですが、この場所こそ平城京の有名寺を造るため木津川を利用して各地から運んだ木材や資材を置いていた倉庫(?)がありました。
続いて少し西へ歩きます。
安福寺を見ながら、裏手に回り、平重衡ゆかりの池(今はもうない)と実がならないと言い伝えられている柿の木(もちろん現在は赤い実が実ってます)を見学しました。
なんとなく空気がひんやりしてるようなしてないような・・・。そして木津川堤防に上り、泉大橋を渡り、対岸の泉橋寺へ向かいます。
その昔、かの行基さんが尽力したという歴史の残る泉橋寺。塔や巨大な石のお地蔵様が出迎えてくださいます。
お茶の香りに包まれる茶問屋ストリートを歩いて福寿園資料館へ。
手ほどきを受けながら、自分で淹れた玉露で一服。ちょっと甘いお菓子も欲しかったかも。でも冷房の効いた和室でひと息。
一路東へ。かつてはとても立派な姿を誇っていたという高麗寺跡に立ち寄ります。
木津川のほとりに建つ高麗寺。今はもうないお寺はあちらこちらにありますが、どうしてここまで寂れてしまったのか。この辺りは現在の市街地から外れているので、いっそう寂しい感じです。
そして山城ふるさとミュージアムへ。ちょっと歩きますが、見ごたえある資料館です。
先ほどの高麗寺出土の瓦や近隣の遺跡より発掘された珍しい瓦塔について担当の方より説明を受けました。
個人的には生まれ育った地についてほとんど知らなかった。まだまだ知りたいことがいっぱい。これから勉強します。