桜井の古墳その①

f:id:narakofu:20211118103127j:image

桜井、忍阪はサークルでの予定に入っていますが、Twitterで小耳にはさみ、行きたくなって都合がつき、訪ねてみました。

 

まず、エンドウ山古墳。

ここはもう入り口さえわからない。桜井の観光案内所でいただいたパンフレットの写真と目の前の風景を照らし合わせながら、ようやく当たりをつけて、いざ足を踏み入れる。

f:id:narakofu:20211114152903j:imageたぶん。

笹の生い茂る道なき道を、不安な気持ちで進む。

f:id:narakofu:20211114153058j:image合ってるの?

パンフレットの文章と写真の矢印を頼りに、けっこうな足場の悪さに周りを見る余裕もない。

f:id:narakofu:20211114153506j:image

なんとか登り切り、南側(なのかもう方角もわからない)に回ると…

f:id:narakofu:20211114153843j:image見つけにくい。

なんと、開口部が見えました。「待ってたよ、よく来てくれたね」

と言っているかどうかはわかりませんが、とりあえず中に入りました。

f:id:narakofu:20211114155035j:image

f:id:narakofu:20211114155044j:image

f:id:narakofu:20211114155051j:image

f:id:narakofu:20211114155102j:image

が、カマドウマが大勢で守っているのか、わたくし苦手ゆえ、早々に退散いたしました。

しかたない。苦手なものは苦手。

 

続いて梶山古墳群

f:id:narakofu:20211118095339j:image

広場北側の雑木林のなかに存在していて、ひとつはフェンスの向こう側、もうひとつは少し離れた説明板のそばから入ってすぐのところにあり、石室内の見学が可能。

f:id:narakofu:20211118095243j:image外から見るとこんな感じ。

中に入り開口部の方を見ると外の光が入っている。

f:id:narakofu:20211118100720j:image左上の竹の根の上に隙間があります。写ってないけど。

だから、安心なのか、崩れそうな気がして怖いのか。そしてやはりカマドウマ。

 

ちょっと歩いて、いよいよ赤坂天王山古墳群。

f:id:narakofu:20211118101109j:image

すぐ手前の民家で古墳の管理をしているという地元の老人会のかたが人数など確認しているとのこと。資料をいただきました。

動物の出入りを防ぐ扉を開けて(閉めておく)少し進むとありました。

赤坂天王山1号墳

f:id:narakofu:20211118101124j:image無理。

開口部、狭い。

中をのぞくが、暗いうえに低くなっていて、見えにくい。写真だけ撮って、いったん2号墳へまわる。

 

2号墳

f:id:narakofu:20211118101252j:imageこれは物理的に入れません。

石の下に開口部が確認できるが、土に埋もれている。

f:id:narakofu:20211118102703j:imageこんな位置です。

3号墳

動物よけとみられるフェンスの扉を開けて進むと開口部が見える。

f:id:narakofu:20211118101438j:image

1号墳よりは広い開口。

f:id:narakofu:20211118101641j:image

入ってみるが、ここでまたカマドウマ?の恐怖(大げさな)でさっさと退出。

f:id:narakofu:20211118101800j:image中から入り口付近を振り返るとこんな感じ。

もうあかんたれです。

しかし、戻る途中に覚悟を決めて1号墳に入る。

f:id:narakofu:20211118102100j:imageエイヤー!

奥の石棺はどっしりとして大きくりっぱなものでした。

入ってよかった。

カマドウマは...いたかどうかはわかりません。でも、コウモリはいましたね。じっとしていたけど。

f:id:narakofu:20211118102307j:image外から照らすだけでも一応石棺は見えます。

とにかく1号墳、入れて中を見学できてよかったです。

次回はもう少し落ち着いて見学したいものです。

 

今回の反省点。

①帽子はちょっとかさばる。

いろいろ考えたら、被ったままにしたいけど、華奢なのにするか、とるか。

②リュックはもちろん外に置いておく。交代で誰かが待機。

③そして、カマドウマ。

これはもう覚悟を決めるしかない。

そして次回はまた桜井の横穴式石室へ。