8月は例年博物館見学となっていますが、今年はなんと「近つ飛鳥博物館」!
連日猛烈な暑さが続く2023年夏。
なんとかメンバーが集まりました。
ご存知のように、この博物館は電車利用での訪問のハードルが少々高く、しかしながら我がメンバーは早めに喜志駅に集まり、お昼を済ませて余裕でバス停に集合しました。
何度か訪れているメンバーもバス利用は初めてということで、終点の「近つ飛鳥博物館前」のバス停から博物館までの道のりに軽く衝撃を受けることに!
車で参加メンバーの救いのお迎えもあり、全員無事博物館に到着。
館内は写真撮影可能な場所も多いのですが、今回は控えめに…
終盤、みんなゆったり座って、次々流れる見応えあるビデオを鑑賞。決してウトウトしてません。
そのあと、服部先生に2、3質問。
まず館内入ったところに置かれていた赤い石棺。
シャープな仕上げに驚きましたが、当時の技術ということ。石室内に設置後その場で仕上げたようです。手が切れそうな仕上がりになってます。
また初歩的な疑問で恥ずかしながら、「長持形石棺」と「家形石棺」の違い。
長持形石棺は組合せ式で頭と足側にあたるところ、短側石の上部と天井石がアーチ型になっている。
なるほど。スッキリしました。
そして竪穴式石室の空間問題。
黒塚古墳など見学経験はありますが、完全に埋まっている竪穴式石室の内部はどうなっているのか、満ち満ちに詰まっているのか疑問でした。
少しは空間があるとのこと。
でも実際に見ることはなかなか難しいようですね。
そんなこんなで今回「近つ飛鳥博物館」。
館内は涼しく見学しました。
見学後バス停まで戻る途中梅林から大きな階段が見えました。
この次はシーズンを選んで近くの古墳などもじっくり探訪したいものです。
またどこかの遺跡、古墳で今日学んだあれこれを思い出してニッコリしたいと思います。